昨日、私の妹が、緊急入院することになった。
統合失調症による幻聴が酷く、
飛び降り自殺を行いそうになったからだ。
私は、少しでも統合失調症の治る確率を上げるために、介護をしている。
- 日々の挑戦！
昨日、私の妹が、緊急入院することになった。
統合失調症による幻聴が酷く、
飛び降り自殺を行いそうになったからだ。
私は、少しでも統合失調症の治る確率を上げるために、介護をしている。
■過去日記ではなく、昨日(2018年3月23日)の出来事。
それは、突然の出来事だった。
お昼に母から電話があった。
「今日出かける予定だったけど、行けなくなったから宜しく。」
理由を聞こうとしたところで、電話は切れた。
お昼の休憩時間も終わりに差し掛かっていたので、
折り返しの電話は出来なかった。
数時間後・・・
実習が終わり、先ほどの件が気になり、母に電話をした。
だが、電話が繋がることは無かった。
家に帰ると、テーブルに一枚のメモが置かれていた。
今お家に帰ってきました。統合失調症の妹が、緊急入院することになりました。（泣）今日リプやフォロー出来なくてゴメンね。ツイはネガになりそうだから止めておきます。ふぁぼくらいはいいよね（辛） pic.twitter.com/OLPXNDJjqg
— ADHD大ちゃん@騙されやすいので、騙さないでください (@ADHD_dai) 2018年3月23日
そして、家の中は散乱状態・・・
※写真は、自主規制させて頂きました。
焦った私は、再度電話をしたが繋がらない・・・
間違いなく、統合失調症の妹に、何かあったに違いない。
父と母が戻ってくるのをじっと待つ。
待つ事が苦手な私でも、じっと耐えた。
私までパニックになってはいけないからだ。
数時間後父と母が帰って来た。
さっそく、家族会議を開くことにした。
知りたい事は、緊急入院の経緯と現在の状態だ。
最近、幻聴が激しい状態であった妹だが、
飛び降り自殺をしそうになったのだ。
統合失調症による幻聴で、妹が飛び降りないと、
家族が全員殺されるというのだ。
慌てて気付いた母が止めに入り、間一髪を免れたそうなのだ。
そして、そのまま父を呼び、病院の手配と入院の準備が始まった。
あまりに状態が悪く、一般病棟では入院出来ないとのことであった。
詳細は話せないけど、完全隔離病棟になりました。白い牢獄です。代われるものなら代わってあげたいです。ご心配かけてごめんなさい。そして、皆さまからの、あたたかいお言葉ありがとうございます。何とか命は助かりました。後々リプさせて頂きますね。ありがとう。おやすみなさい。
— ADHD大ちゃん@騙されやすいので、騙さないでください (@ADHD_dai) 2018年3月23日
私は散乱した部屋を片付け、
隔離された妹の為に、衣類などの準備を行う。
夜中の3時までかかったが、隔離された病棟にいる妹を思うと、
休む気持ちにはならなかった。
朝方にシャワーを浴び、気分を入れ替える。
だが・・・無理だった。
父と母には、明日に備え先に寝て貰ったが、
私は寝ることが出来なかった。
今にも妹が死んでしまうのではと、焦りが募ったからだ。
おはようございます。
— ADHD大ちゃん@騙されやすいので、騙さないでください (@ADHD_dai) 2018年3月24日
まずは、沢山のツイ＆DMと、ふぁぼありがとうございますｍ（＿ ＿）ｍ
妹の緊急入院の為、荷物の用意ができなかったので、
今日は、必要な物の買い出しに行ってきます。
午後は、病院へ荷物を届けに行きます。
隔離病棟なので、会えるか分かりませんが、一目見たいな。
両親が起きたところで、家族で入院に必要な足りないものを買い出しに行き、
面会できるか医師に相談した。
30分位なら会えるとのことで、早速面談することに。
薬が効いているのか、妹は落ち着きを取り戻しているように見えた。
病棟に入ると、そこは白い牢獄の様だった。
いや、牢獄そのものだった。
数か所にわたる厳重なロックと、高い堀。
分厚い防音の壁。
ノブのついていない扉。
窓も取っ手の無い2重の強化ガラス。
牢獄との違いを、私は見つけることが出来なかった。
周囲の部屋には、扉を蹴っている方や、奇声を上げてる方、
重度の統合失調症の、精神疾患を患ってしまった方達が入院している。
その横を通り抜け、妹の病室に入った。
そして、私は言葉を失った。
隣の方は、拘束具でベッドに繋がれていますが、
— ADHD大ちゃん@騙されやすいので、騙さないでください (@ADHD_dai) 2018年3月25日
暴れており、騒音が凄いです。
隣室なので防音でも聞こえます。
また、大声で●●を叫んでおり、
妹は寝れないと言っていました。
私も聞きました。
環境は最悪といえます。
他の部屋は満室です。
出来れば、他の病院に移動したいくらいです。
私の妹も、同じ防音の壁と、
扉にノブのついていない部屋に隔離されていたのだ。
「妹は、逃げ出さない！」
「なぜこのような扱いを受けるのか！」と私は憤りを隠せなかった。
しかし、ここは隔離病棟。そういう所である。
医師の話しでは、
「逃げ出さなくとも、自殺する可能性はあります。」
「ですので・・・・・・」
紐や、プラスチック、ガラス製品も持ち込めない。
洗面台も無い。
あるのはベッドと丸見えのトイレと、
食事の時だけに持ち込まれる、キャスター付きのボックス。
そして、天井にある監視カメラだけだ。
ブログ見て頂いてありがとうございます。
— ADHD大ちゃん@騙されやすいので、騙さないでください (@ADHD_dai) 2018年3月25日
外からは強化ガラス越しに中が見えます。
監視カメラは天井にあり、死角はありません。
また、隣室で暴れる方も同室から見え、防音も意味がありません。
私はその状況を見て、絶句しました。
流石に隣の方の写真は撮っていませんが、お察しください。
部屋からはもちろん出られない。
そういう、同意書（契約書）に両親がサインをしているのだ。
家族でも何もできない自分が悔しい・・・一刻も早く家に連れ帰りたい。
白い部屋で妹が言った言葉。
— ADHD大ちゃん@騙されやすいので、騙さないでください (@ADHD_dai) 2018年3月24日
「帰ったら、戸棚の一番奥を見てみて」
「ホワイトデー、大ちゃんの好きそうなチョコ買ってきた」
毎日、幻聴(#統合失調症)で苦しんでいたのに、
頑張って探してきてくれたんだね。
涙が出た。
おねえちゃんが、一生介護したるからな！
『アフターホワイトデー』 pic.twitter.com/dORpKuJeoS
去り際の手を振る妹の笑顔が忘れられない。
妹の愛情には、愛情を持って答えてやると、私は決めた。
帰って、妹が用意してくれたチョコを食べた。
こんなにしょっぱいチョコは、はじめてだ。
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追記修正しました：ツイッター2018年3月25日16時