「私なら、スイーツ大好き!食べたい!」と思いました。でも、友人は、
「今ダイエット中で、我慢しているのに・・・見せないで」と言いました。他の方なら、もしかしたら、
「実は和菓子派なんだ・・・」「ショートケーキより、モンブランが好きかな」「苺もっと欲しい~(>_<)」」などなど、と思うかもしれません。
あなたの意見はどうでしたか?違った意見・思いもあるのではないでしょうか?必ずしも、自分が思ったことが、相手も同じとは限りらないのです。これが、誤解というものです。(1) 相手を『知る』ためのヒントアサーティブな考え方をするなら、自己表現をするために、
相手の気持ちを知る努力や工夫が必要です。
アサーション トレーニング方法 【3】でお伝えした『受け取り方』が大切なのです。
人は自分なりの受け止め方で受け取って、
その受け止め方は、人の数だけあります。
・相手の話が理解できない。 ・誤解して受け取ってしまう。 ・自分とは反対の意見だ。この価値観のズレこそが、コミュニケーションの壁となっているのです。
自分の考えと一緒なら、嬉しいですし話しやすくなりますが、
違っていてもそれは『個性の違い』に過ぎません。
相手が誤解することも、違った意見を言っても当たり前のことなのです。受け取り方は、相手の個性なので、あなたを否定しているのではありません。大事なのでもう一度言います。
相手は、あなたをいやがっているのではありません。(2) コミュニケーションとは『理解する』ということアサーションは、相手と気持ちよくコミュニケーションを取る技術です。
お互いの価値観を確認し合い、個性を受け止める。
個性を認め合いです。
お互いに歩み寄り、より正確な必要な、情報を交換し合うのです。「私もあなたを受け止める」から、
「あなたも私を受け取ってね」を繰り返す努力をすることです。
「相手に分かってもらえなかった」
「誤解が生じてしまった」時こそ、
さらに確認し合うことが大切です。
言葉のズレや誤解は、何が違っているのか確認していきましょう。お互いに理解し合おうとしているのですから、
あなたから『きけ』ば、きっと相手も気持ちよく答えてくれます。
では、アサーティブな、
『きく』とは何でしょうか?
(3) 『きく』とは、言葉の意味をすり合わせることコミュニケーションの質を上げるには、『きく』ことが、ポイントになります。相手の自己主張を受け止め、自分の自己主張も相手に伝えるのです。
そして、お互いに理解を深めていくのが、アサーションなのです。
・3種類の『きく』 (1)聞く (2)聴く (3)訊く(1)の聞くは、『人の声や音を聞く。話を情報として聞く場合』です。
(2)の聴くは、『音楽を聴く。心を落ち着けて聴く。感覚で聴く場合』です。
(3)の訊くは、『質問する。たずねる。尊敬・配慮をもって問う場合』です。
アサーションでの『きく』は、『訊く』になります。「聞く」と「聴く」は受け身で、『訊く』は、自分から動くのです。つまり、自分から訊(たず)ねることが、アサーティブな行動ということですね。
アサーション トレーニング方法 【1】の『提案』の深掘りにもなります。
(4)『閉じた質問』と『開いた質問』を使いこなそう!『訊く』の意味をわかってもらったとこで、
じゃあ、「訊いてみて」と言われても難しいですよね。
はい、でわまた分かりやすく説明します。
また答えからいきます。
『閉じた質問』とは、Yes/Noや、一言で返事出来るものです。
初対面の会話の切り出しや、物事をはっきりさせたい時、選択するときの質問です。
『開いた質問』とは、どのように、どうやって、どのようななど、
相手が内容を選択して返事出来るものです。
具体的な内容を訊きたい時や、話をより促す時に有効な質問です。
・『閉じた質問』の例 「今日は、天気がいいですね?」 「お仕事は順調ですか?」 「先週末はどこか行きましたか?」 「映画は好きですか?」 「お昼は済ませ(食べ)ましたか?」 「美味しい濃厚豚骨塩ラーメンを食べ行きませんか?」ザックリ言うと、一言で返事出来て、そこで完結してしまう質問です。
婚活にもよくある、初対面の会話ですね。
・『開いた質問』の例 「どのようなお仕事をされていますか?」 「どんなところへ行ったのですか?」 「どのような映画だったんですか?」 「どんな料理をよく食べますか?」 「どのようなラーメンが好きですか?」 「家系とスイーツは辛いので、ほかの食べ物なら、どのような料理が好みですか?」ザックリ言うと、返答の選択の幅が増え、話がはずみやすい質問です。
色々予想もつかない返答が、かえってくるかもしれない会話ですね。
会話をするときは、この『閉じた質問』と『開いた質問』を混ぜて、
相手が話しやすそうな話題・興味のある話に持って行くのが、
アサーティブな会話といえるでしょう。
『閉じた質問』で探りをいれて、顔色や返答のメリハリ、興味のあるなしを絞り込んでいくのです。相手が乗ってきたら、すかさず『開いた質問』で、訊いてあげるのがポイントです。
相手は喜んで、話してくれるでしょう。
(5) 『会話を楽しく』するコツ話し手も訊き手も、何か質問をするとき、
言葉にならない期待や想いを込めています。
※注 下心ではありません。相手に伝わりますよ。
純粋に興味がある。楽しそうだ。この人の話を訊きたい。そして、思った所感を伝えたり、行動に移したいと望んでいるはずです。あなたが、質問すると同じく、相手も質問をしたがっているはずです。
そんな時は、相手が質問しやすく・答えやすくしてあげると、
会話が盛り上がります!
ほんと簡単なことなのですが、
コツは『ギフト・おまけ』をつけて返答することです。例えばですね。
数少ない友人:「年末年始はどこへ行ったの?」私:「ラスベガスにいってきたわー」私:★「う・そ♪」数少ない友人:「ウザッ!」私:「本当は福袋の行列に並んでた!」私:★「ヨドバシ・ソフマップ・TSUTAYAの福袋を買い漁ってた!」数少ない友人:「・・・ホントオコチャマ・・・中身は?」『閉じた質問』に『開いた質問』を先に提供してあげる。これが、コツ★『ギフト・おまけ』です。君の魂もらっちゃうね! : 鏡音リン 「りとるりとる★でびるがーる」 白黒P
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