では、第2回 アサーション トレーニング方法 を解説します。
のちのち、深掘りを行っていきますので、気楽に読んでみてください。
私は、専門的な用語より、理解できることを優先させて頂きますので、
気軽に始められるアサーションということで宜しくお願いします。
(1) 言葉以外(非言語)のアサーションとは「いきなり専門用語!?」と思うかもしれませんが、安心してください。
非言語は、『言葉以外の表現方法』です。
前回が言葉によるアサーションとするなら、
非言語のアサーションとは、
言葉以外で伝える方法という、ボヤっとした感じで大丈夫です。
言葉以外で気持ち・気配り・配慮を伝える技術です。
(2) 『目』は、口ほどにものを言う子犬・子猫・赤ちゃんを見た時、
皆さんはどんな目で見ていますか?
自然に優しい目になりませんか?
きっと、とても優しそうな目で見ていることでしょう。
慈しむ目、笑顔の目、いたわる目をしています。
この目を見た相手の方は、きっとこう思います。
「あっ!優しい人だ」「話しやすそう」「すてき!頼りたい!」言葉以外で、目で印象を伝えたのです。
相手にもっとも伝わりやすい表現方法ですね。
そうですね、例えば~
気難しい人・苦手な人を見る時に、下記を試してみてください。
その方は、小動物になりました。
ピョンピョン跳ねて、
一生懸命怒っているのです。
想像してみてください。
リス? ハムスター? ウサギ? ひよこ?
ピョンピョン一生懸命に怒ってるのですが・・・
貴方はどんな目で見ていますか?
私なら、
「困ったちゃんだなぁー仕方ないな~」「もー、ヨーシ、ヨシヨシ」って感じです。
そんな目でOK!です。
(3) 体の姿勢は、『心』の姿勢立場ある人が、だらっとして座っています。
更にだらしない恰好をしています。
その方は、貴方にこう言います。
「まったく! なっとらん!!」「なんだ、その恰好は! 正せ!」どう思われますか?
言われたことを直せますか? 素直に出来ますか?
直したい、やりたいと思いますか?
「私は出来ませんし、直せません」どうしてもというなら・・・
「仕事だし~、渋々嫌々、我慢して、やることになるでしょう・・・」
でも、普段に背筋を伸ばし、格好もしっかりとしている方なら、
注意も聴けますし、報告・連絡・相談もしやすいです。
なにより、信頼感がありますよね。
頼りがいがあります。
姿勢は、貴方の心の鏡です。
ピッ!と伸ばしましょう。
(4) 『表情』で気持ちを伝える「目も表情ではないの?」と思われますよね。
確かに、表情の一つです。
・・・がっ!
ちょっと、違います。
顔は笑っているのに、目が怖いとか、
目が●んでるって表現をしますよね。
ですので、目と顔・表情と分けました。
逆もしかりなのですが、目は笑ってるのに、
顔が引きつってると・・・わかりますよね!?
笑顔笑顔、スマイルスマイルです。
困ったちゃんに遭遇したら、小動物!表情が作るのが難しい場合は、
気持ちオーバーリアクションをしてみましょう。
だんだん、表情が豊かになっていきますよー。
(5) 相手との『距離』を図る今回の場合の距離とは、物理的な距離です。
心の距離は、別で解説します。
パーソナルエリアとか、相手が威圧感・圧迫感を感じる距離です。
女性が、男性にこの距離を超えて近付くことが多いと、
好意と受け取られる場合も!?
『壁ドン』と言えばわかりやすいかも。
ただ、互いの関係が違います。
そんな方に、されてしまったら!?
ちょっと、気後れしてしまいますよね・・・
特に意図が無いのであれば、基本1m~1.5mが良いです。
書類などの受け取り・渡しは、
今の位置から、半歩~一歩進んで、受け取って元の位置に戻ってください。
しっかりと受け取った、大事に受け取ったと相手に伝わります。
離れすぎても、近すぎても印象が伝わりますので、
普段、相手がどの位の距離に近付いているか、観察してみましょう。
(6) 非言語的アサーションのコツコツの前に・・・
前回の
『アサーション トレーニング方法 【1】』でもふれましたが、
挨拶・感謝・謝罪は、ハキハキと伝えましょう。
せっかく良いこと言ったのに・・・
ぼそっと言っても、相手には伝わりません。
しかし
話し始めの挨拶・感謝・謝罪と、
話し終わりの挨拶・感謝・謝罪は、
間の話しより印象に残ります。その人の人柄を現すくらい大事です。
ここだけは、頑張ってみましょう。
では、コツですが、
非言語的アサーションは、
言葉での表現を最大効果にするスパイスです。
言葉数の少ない人は、不愛想ではなく、思慮深い印象に変わります。
目・表情は、むずかしい!って人にも使える技術です。
ずばり!! 手・腕・恰好です!!!「私は、今、体を『大』の字にして表現しました」手・腕を伸ばし、足も開いています!! ドヤー
同じ言葉を伝えるにも、アクションを入れることでより伝わります。
あまり話すが得意でない人は、
そっと手を唇や胸にあててみましょう。
考えてる仕草になりませんか?
強く気持ちを伝えたい時は、手をグーにして握るとか。
腕も下げているより、上げている方がより伝わりますよね?
足も効果的ではあるのですが・・・
その場を動けないことが多いと考え、今回は外します。
ただ、そんな身振り手振りを、
良くするのも、台無しにするのも、
恰好です!
特に女性はかなり格好に敏感です。
相手の話を聞いていなくても、
恰好だけはチェックするくらいです。
中には、この審査を通らないと、話も通りません。
この場合の恰好とは、身だしなみです。
良い物・派手な物を身につけるとか、知識や経験ではありません。
清潔な整えた服装と髪、背筋も伸ばした方が良いですね!
相手の方や、
『周囲の方にも』爽やかなイメージを与えます。
自分の心も気持ち前に向きますよ!
非言語的アサーションは、相手のみではなく、
周囲にも伝わります!
まずは、恰好から入ってみるのも良いかも。
『あなたの言葉を受け入れます!』 (大の字)『わたしの言葉も受け入れてね!!』 (大々の字)そうそう、手と腕と、あと腰の捻りねっ! : 初音ミク 「Yellow イエロー」 kz (livetune)
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