『躁うつ病 接し方』家族の相談会【ADHD大ちゃん】 [躁鬱病・そううつ病]
心身共に疲れやすいのが、双極性障害(躁うつ病)躁鬱病だ。
接し方について、順天堂病院 精神科 医師の講演に行って来たゾ!
うつ病や躁うつ病の症状を持つ家族の接し方や、
疾患者本人の過ごし方を説明するという内容だ。
参加者は、双極性障害(躁うつ病)躁鬱病を抱える家族や本人。
約50名が集まった!! しかし・・・
■ADHD大ちゃんの診断改善日記:2017年10月19日
著名な医師の講演が2時間行われる。
大切な時間だ。
心して聞こう。
前半は、うつ病と双極性障害(躁うつ病)躁鬱病について説明。
後半は、質疑応答という流れだ。
始めに医師より『専門的な話になるので』と挨拶。
「おおぉ~~っ!」
「順天堂病院 精神科 医師の専門の話が聴ける!!」
ADHD大ちゃんは、興味津々ノリノリである。
進行内容の用紙を見てみると、
うつ病とは何か、躁鬱病とは何か、日本のうつ病患者数や年々の推移、
鬱になりやすい傾向の説明。
治療薬や環境改善、社会復帰の為の説明が予定されている。
これは、期待できるぞ!
● まさかの専門用語連発! しかも英語!!
早速、講演が開始し、プレゼンが始まった。
心理学者のフロイトやユングなどの引用から始まり、
海外のここ数年のうつ病患者の推移グラフが、プロジェクターで表示される。
引用は、フロイトの原文である。
しかも、全て英語表記である。
初っ端から、分からない。
「というか、この英語の長文を読める人はいるのか?」
衝動的に、ツッコミたくなる。
医師の話しでは、うつ病の提唱について、過去の事例の参考という事らしい。
だが、この場で英語で説明する必要があるのだろうか。
医師は一生懸命に説明しているのだが、
全て英語だし、説明も専門用語ばかりで理解が出来ない。
確かに医師は、「専門的な話になるので」と言っていたが、
「これ聞いている人、皆本当に理解できてるのか?」と疑いたくなるほどだ。
ちなみにグラフも英語である。
はっきり言って、何の推移か画像を見ても理解ができない。
「これ、私が理解出来ないのが、おかしいのか?」
こっそり、周りを覗き見る。
他の方の反応見る限り、
ただスクリーンをぼんやり見ている様にしか見えない。
「私と同じ様に、みなさん、理解出来て無いのでは?」
思わず「先生!全然分かりません!!」と、手を挙げたくなる。
医師の話は続く。
医師が言うには、『うつ病や躁鬱病になりやすい傾向は、順日本人気質な人。』
真面目や、責任感、敏感気質など、誰にでも当てはまる様な説明がされた。
例に『二宮金次郎』や『大日本帝国軍人』を挙げていたが、
つまり、うつ病や躁鬱病は、「誰にでも起こりえる症状」と言いたいらしい。
私は、改善案や対処方法を期待していたのだが、このまま進めていくのだろうか。
だんだんテンションが下がって来た。
「言ってることが占いと一緒な気がする」
誰にでも当てはまることを、並べている様にしか思えない。
次に治療薬について。
日本では承認されてない海外の薬の説明。
うつ病に効果があるとされた薬品名一覧と、
服用した方の改善したらしい推移のグラフが表示された。
もちろん、英語です。
というか、日本で承認されてない薬の説明をする意味が分からない。
ラミクタール、セルトラリン、ジアゼパムなども少しは出てきたが、
普通は、承認されている薬の説明が本筋ではないだろうか。
最後に、環境改善や社会復帰の説明は、
市の支援団体や保健所相談に連絡してね。(テヘペロ♪)
司会の人も、『ぜひご相談ください』と言っている。
いやいや、貴方(医師)の見解を話さなくてどうする。
私は、精神科医師の意見を聴きに来たのだが・・・
だが、司会の方はノリノリだ。
あれこれの、介護サポートや施設の場所の案内。
デイケアこんなことやってます!的な。
『何でもご相談くださいね!』
まるで、自治体の福祉課で、施設案内を聞いている気持ちになってくる。
流石に、イライラし始めて来た私。
「でっ、結局どうすれば改善できるのでしょうか?」(気持ちイラ)
突っ込んだ。
医師:『個々で異なりますからストレスが溜まらない様に、
本人が自由過ごせる環境と、
ちょっとしたルールから始めてみましょう』
いや、だから、そのストレスや環境を変える為に、
どうすれば良いか、具体案を聴きたいのだが・・・( ゚Д゚)
私が間違っているのだろうか?
その後の質疑応答では、20人位の質問があったのが、
のらりくらりと的を得ない話が続く。
政治家の謝罪会見を観ている錯覚に陥る。
質疑中に、私と似た質問をした方がいたが、
『ストレス環境を減らして、小さな事から始めましょう』でまとめられる。
「先生! だから、答えは・・・」
非常に抽象的な答えである。
● 医師の説明で無駄に疲れ → 体調が悪化
というか、聞き所が分からん。
「専門的な話」を名目に、好き勝手に話してるだけの様な・・・
前半は英語で理解できず、
後半の質疑応答で、さらに疲れた私は、イライラ&屍モード。
これは、うつ病や躁鬱病かどうかなんて、関係無いと思う。
私のADHDの衝動性の特徴を加味しても、どうかと思う。
「専門的」は、まあいい。
だが、海外ではなく、日本のうつ病、躁うつ病をテーマに話して欲しい。
英語もいらん。
海外の事例と称した英語のプレゼンを、
一体何人が理解できるというのだろうか。
それとも、まず、英語から勉強しろと?
そう言いたいのか??
期待していた分、とてもとても、
「と・て・も」残念な気持ちだ。
参加者の殆どが両親か本人のどちらかだ。
高齢者の方も多い。
せめて、一般人にも理解できる内容にして欲しい。
英語で何が書いてあるか。
その説明から入る講演に、私はビックリだ。
● 本当に順天堂病院の精神科の医師なのか?
講演が終了した。
私は、グッタリ。
参加者が一斉に帰った。
誰も、質問に行かない。
私も帰ることにした。
エレベーターの前でヒソヒソ話す人がいた。
A氏:『私、医者の言ってる意味が全然分からなかったのだけど・・・』
B氏:『えっ! 私もそうなのよ~』
C氏:『でも、順天堂の医師だしねー、こういうものなのかね~』
D氏:『英語は無いだろ英語は。後ろからだと、何書いているかも分からなかったよ』
E氏:『私はもう参加いいや』
アウェイは、医師の方だった。
医師会では、凄い人なのだろうけど、家族会では微妙な医師ということなのだろう。
「良かった!私が感じたことは皆と一緒だった!!(`・ω・´)」
安心した。
躁鬱もちょっと改善した気持ちになった。
何回Nyaった?: 初音ミク 「Nyanyanyanyanyanyanya!」 daniwell
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※慣例上、『障害』と記載しておりますが、正しくは、『障がい』です。
いやぁ、すごく納得のいくお話でした♪
お医者さんって、具体的な話をすることを避けますよね。
質問してはっきり答えてもらった経験はほとんどありません。
by werewolf (2018-01-12 22:53)
コメントありがとうございます!
そうなんですよ・・・(-_-)
医師の方って、書籍に書かれていることばかり話します。
当事者を見て答えて貰えないんですよ・・・
まあ、初対面だからってのもあるとは思うのですが、
障がいの特徴や症状は理解していても、
カウンセリング(相談)が出来るとは限らないってことでしょうね。
ある意味、占い師の方と話した方がスッキリします(笑)
by ADHD大ちゃん (2018-01-12 23:22)